雑誌カバーに企業広告/高松市が4図書館で

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130328000156
2013/03/28 09:43 四国新聞

 高松市は4月から、市図書館で「雑誌スポンサー制度」を導入する。雑誌カバーに企業広告を掲載し、広告収入を雑誌の年間購入費に充てる仕組み。四国では松山市阿波市などに次いで5番目の導入で、県内では初。市は現在、協力企業や団体を募集している。

 購入費用を確保することで、図書館が保有する資料の充実やサービス向上につなげるのが狙い。

 対象となるのは、市内の中央、牟礼、香川、国分寺の4図書館が購入している月刊誌や週刊誌など317誌。最新号に透明カバーを付け、表紙表側の下部に企業名を、裏表紙には広告を掲載する。各雑誌の年間購入費は、6千円〜17万円ほどで合計約500万円。市では初年度に10企業程度の参加を見込んでいる。

 契約期間は1年間。広告費は一括の先払い。更新も可能。スポンサーの申し出が重なった雑誌については抽選となる。申し込み、問い合わせは市中央図書館〈087(861)4501〉。


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生き続けて!公立図書館!

日本映画大学 市と図書館の相互利用へ 約9千冊を一般に貸出し

http://www.townnews.co.jp/0205/2013/03/29/182024.html
2013年3月29日号 神奈川県タウンニュース 麻生区

 日本映画大学佐藤忠男学長)と川崎市が4月1日から、図書館の相互利用を開始する。これにより、市立図書館にない同大学の蔵書の市民への貸し出しが可能になる。

 川崎市と近隣の大学による図書館の相互利用は、図書館資料の活用や利便性の向上、利用の拡大を目的に2006年から行われている。市はすでに明治大学専修大学とも同様の協定を結んでおり、映画大学は3例目となる。

 映画大学によると、同大の図書館の蔵書は約9千点。そのうち参考図書やDVDなどの視聴覚資料をのぞく一般図書の利用が可能になる。

 貸し出しは全て市立図書館の窓口で行う。市立図書館にない蔵書で同大学にある一般図書であれば、所定の書類で申請が可能。申請後、両図書館で取り寄せ業務が完了すると、市立図書館の窓口で書籍の貸し出しを受けることができる。貸し出し期間は2週間。返却も同窓口で行う。麻生図書館では「一般の方でも大学が所蔵する専門的な書籍を利用でき利便性が向上する」と期待を寄せている。

 今回の協定締結により同大学の学生が市立図書館で約193万冊の蔵書を借りることも可能になる。同大学担当課では「学生にとっての利便性が高まることはとてもよいことだと感じている。専門的な書籍が中心になりがちな大学図書館にはない一般的な本にも多く触れて、勉学の幅を広げてもらえれば」と話している。


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こういうコラボは素敵です!

「津村文学室」18年の歴史に幕 仁愛短大、県へ資料を移管

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/41406.html
2013年3月30日午前9時13分 福井新聞

 福井市出身の芥川賞作家、津村節子さんの自筆原稿や取材ノートなど貴重な資料を管理、展示してきた仁愛女子短大の「津村節子文学室」が29日、約18年の歴史に幕を下ろした。2014年度の「福井ふるさと文学館(仮称)」開館へ向け、県に移管するため。禿正宣学長は「寂しい面もあるが、貴重な資料を広く見てもらえるようになればうれしい」と話している。

 文学室は、同短大の開学30周年事業の一環として1995年9月に開設した。貴重な資料や書斎の再現展示もあり、県外からも多くのファンが足を運んだ。管理してきた資料は著書や自筆原稿をはじめ、書簡、取材ノートや執筆のための補足資料、新聞・雑誌の切り抜き、芥川賞の賞状や尋常小学校の卒業証書などを含む約5千点。津村さんから寄託されたほか、同短大が収集した。

 自筆原稿には多くの推敲(すいこう)の跡が残り、執筆の過程や作家の心情が推察でき、小説ごとに残る数多くの資料からは丹念な取材姿勢がうかがえる。資料は同短大国文学科(02年廃止)の学生が卒業論文の対象にしたほか、公共施設などへの展示貸し出しも行い、津村文学の研究や周知に寄与した。

 同日は資料の搬出が行われ、福井市の県立図書館へ運ばれた。同短大が管理してきた資料のうち、県がすでに所蔵する蔵書などを除いた4536点を、新たに同短大が制作した資料の総合目録とともに移管した。禿学長は「文学室は郷土文学を教えていく上でシンボルであり、『風花(かざはな)随筆文学賞』と合わせて地域の文筆活動を支えてきた。貴重な資料が県民に広く見てもらえる場へ移されることは、長期的に考えても望ましいこと」と話していた。

 「福井ふるさと文学館(仮称)」は津村さんを含め、中野重治高見順水上勉三好達治の5氏を県ゆかりの代表作家として詳しく紹介する計画を立てている。県は文学館の開館までに、移管された資料を県立図書館で展示する予定。

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その地ゆかりの文学者を知ると、その場所がますます好きになるよね

司書が起業をお手伝い 公立図書館、広がるビジネス支援

http://www.asahi.com/national/update/0328/OSK201303280022.html
2013年3月31日8時6分 朝日新聞

 【佐藤常敬】机に向かう受験生、のんびり小説を読むお年寄り、調べ物の研究者――。そんな図書館のイメージが変わろうとしている。関係者の注目は「ビジネス支援」。目指すは「税金を使うだけでなく、生み出す図書館」だ。

 父(61)の小さな印刷会社をもっと大きく、おしゃれにしたい。そんな夢の実現を目指す、鳥取市の植木仁美さん(33)。秋にも継ぐ予定で、2月から徒歩数分の鳥取県立図書館に通う。

 「半径20キロに、どんな企業がどれくらいあるか」「客が気軽に入れる店構えは」。約50の質問にビジネス司書が回答し、「経営分析の超入門講座」「なぜ、あの店に入りたくなるのか」など約40冊を紹介してくれた。書店でこうはいかない。費用がかかるし、欲しい本にたどりつけない。「今日はオフィス進化論の本を借りよう」。植木さんはご機嫌だった。

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図書館は凄いんです!

「まちとしょテラソ」の館長募集 長野

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130331/ngn13033102070001-n1.htm
2013.3.31 02:07 MSN産経ニュース

 小布施町は町立図書館「まちとしょテラソ」の館長を募集している。任期は今年7月1日からで、小布施町内に居住できる人が募集の対象となる。

 申し込み方法は町役場生涯学習グループの窓口や町役場のホームページにある申込書に顔写真付きの履歴書、「私ならこうする、まちとしょテラソの将来像」をテーマにした小論文(2000字程度)を添えて生涯学習グループか「まちとしょテラソ」に持参または郵送すること。締め切りは4月30日。

 履歴書と小論文による書類選考後、5月下旬以降に面接試験を実施する。面接試験については同月15日まで書類選考合格者に連絡する。問い合わせ先は生涯学習グループ(電)026・214・9111。


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時間と心と金銭に余裕があったら、応募してた

国会図書館が「れきおん」公開、「歴史的音源」の専用ウェブページ

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130315_591918.html
2013/3/15 14:02 Impress Watch

 国立国会図書館は15日、国内で製造されたSP盤などのアーカイブである「歴史的音源」の専用ウェブページを公開した。愛称は「れきおん」。

 歴史的音源には現在、3万8730件が登録されており、国立国会図書館および全国の参加図書館など100カ所以上の施設で聴くことができるほか、741件についてはインターネットでも公開されている。

 れきおんのページでは、歴史的音源をジャンルから探しやすくしたという。具体的には、「器楽(クラシック音楽)」「器楽(クラシック以外)」「声楽」「民謡・国民音楽(外国)」「民謡・国民音楽(日本)」「唱歌・童謡」「流行歌・歌謡曲」「劇音楽」「邦楽」「詩吟、朗詠」「落語・漫才・浪曲・講談」「歌舞伎」「近代演劇(日本)」「演劇・演芸(その他)」「演説・講演・朗読・実況」「宗教、宗教音楽」「教育・児童」「自然音・効果音」といったジャンルに分かれている。

 このほか、タイトル、作詞者、作曲者、アーティスト、アレンジャーなどキーワードからの検索や、発売年月日の範囲指定、一覧からの検索も可能。検索対象をインターネットで公開されている音源のみに限定することもできる。

 このほか、SPレコードが出された当時の時代背景や、楽曲、作詞者、作曲者などについて、テーマに沿った解説を読めるコンテンツ「音源紹介」もある。
URL

歴史的音源(れきおん)
http://rekion.dl.ndl.go.jp/
プレスリリース
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1199988_1827.html

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目が見えなくなったら、耳が聴こえる内に点字を覚え、毎日沢山の物語を聴いて過ごしたい。

大学図書館で本と友達 星稜大 児童向け読み聞かせ会

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013031802100004.html
2013年3月18日 中日新聞
 文部科学省が各大学に図書館の充実を求める中、金沢星稜大(金沢市)は今月から、地域の児童を対象に定期的な読み聞かせを始める。教員を志す学生たちが「先生役」を担う。昨秋に移転新築した図書館の利用状況が好調で、さらに交流の輪を広げる考え。文科省担当者は「私立大ならではの思い切った試み。地域の子ども、読み手の学生の双方に貴重な体験になる」と評価する。(前口憲幸)

 文科省は「求められる大学図書館像」として学内外へのアピールの重要性を指摘。昨夏には中央教育審議会が「大学教育の質的な転換」を挙げ、その中で大学図書館の積極的な活用を打ち出した。

 これらを踏まえ、文科省は「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画(第三次)」を五月にも策定する。大学図書館の充実に触れる内容も盛り込み、パブリックコメント(意見公募)中。

 星稜大の読み聞かせは、計画策定を控え、国の動きを先取りする形でスタートする。「子どもが本と友達になるように」との願いを込め、「本とも塾」と題してシリーズ化。まずは紙芝居で世界の偉人を学ぶ。今月二十二日の「リンカーン編」を皮切りにヘレンケラー、エジソンと、七月まで月替わりで展開。小学校や幼稚園の教諭を志す「こども学科」の学生たちが、名場面や名言を取り上げ、クイズを出題するなど工夫する。これを機に、土曜の閉館時間を従来の正午から午後五時に延長し、利用を促す。

 星稜大が図書館の充実に乗り出す背景には、新しい図書館「メディアライブラリー」をPRする狙いもある。昨年九月末の開館以降、月間の利用者が一万人を突破。わずか五カ月余りだが、年間の累計は三年前の約一・五倍の八万人を超す勢いだ。

 文科省の担当者は「注目の図書館で学生が行う読み聞かせは効果的。身近に感じる契機になる」と期待。大学図書館のモデルケースになると注目する。

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大学図書館には、通常の公立図書館には目にすることができない資料があります。そんな素敵な場所で、学生の持つ力が活かせたら、その場所の価値は倍になります!
金沢星稜大の学生さん!近くにいる小学生さんは是非とも楽しく通って欲しいものです。うらやましいよー!